こんにちは。代表の小澤です。
8月冒頭、当社で月1回開催している勉強会&全社ミーティングを行いました。勉強会の担当は輪番制にしており、担当者が興味関心のある分野を調べ、皆と共有しています。
今回の担当は私ということで、10年の節目を迎えた「津久井やまゆり園事件」を取り上げました。事件が起きた7月26日には新聞やテレビなど各種メディアでも取り上げられており、いまだに社会的な課題であることが感じられました。犯人が発したセンセーショナルな言葉に対しては、どう向き合っていくか、介護や福祉に携わる私たちにとって大切な問題が含まれていると思います。また9月以降、さいたま市で始まる障がい児の登校支援事業にも携わることが決まっており、根本の部分で考えてみたいとも思いました。

作成したレジュメに沿って、事件の概要から裁判の経過、犯人の言葉を紹介します。犯人の言葉の背後にあるのは「優生思想」という考え方ではないかと伝え、優生思想について説明している映像を皆で視聴。その後、どう考えるべきかを皆でディスカッションしました。

私から問いかけたのは、下記二つです。
- 世の中には障がい者に対する差別が存在しており、そこには優生思想的な考え方が存在している。その現実を踏まえながら、社会や家族が、障がい者や障がい児に対するケアを続けていることには、どのような意義が考えられるか?
- 私たちがそのような方々と接しながら仕事をするうえで、どのようなことを意識しながら仕事をするのがよいだろうか?
「生産性が低いとかそういうことだけで人間は決まらない」
「ノーマライゼーションが少しずつ進んでいるのはいいことだが、まだ人々の考え方が追い付いていないところもあるのではないか」
「子育てもそういう部分があると思うが、はたから見たらしんどい、辛いということも、やっている本人はかわいいと思える瞬間がある」
「短期的にはいろいろあると思うが、長期的にはいい方向に進むと信じたい」
などなど、さまざまな意見が出ました。
最後に、実際には大変なこともある社会で、ご家族や本人が積み重ねてきたことは何なのか、意識しながら9月以降の仕事に取り組んでいきましょうと声をかけさせてもらいました。